秋のほんの一時しか出会えない大好きな香りを花の時期が終わっても楽しめるようにシロップにしました。手間はかかりますが、作業自体は簡単なので、お家に金木犀がある方はぜひ作ってみてください。
作り方
- 晴れた日に花を摘みます。日中よりも朝が虫が少なくて良いです。花が濡れている場合は乾いてからの方が良いでしょう。開花して数日の若くて綺麗な花を選んで摘み取ります。結構たくさん使うので一掴み分くらい取ります。
- 花を掃除します。軸、ガク、枯れた花、虫を取り除きます。白いバットや紙に広げるとやりやすいです。
- 水を張ったボウルで優しく洗います。ザルで水をきったあと、キッチンペーパーで優しく余分な水気を取り除きます。このときしぼったり、強く押さえたりしないでください。時間があれば自然乾燥でもOKです。
- 保存瓶を用意します。たくさん作る場合は煮沸消毒するのですが、1瓶だけ作るときはアルコールスプレーをビン本体とフタにスプレーしています。長期保存したい場合は煮沸消毒する方が良いでしょう。
- 鍋に白ワインと砂糖を入れて中火にかけます。焦げないように混ぜながら、砂糖が完全にとけて煮立ったら花を入れます。
- 花を入れて再び煮立ったら弱火にして3分煮ます。煮すぎると香りがとんでしまうので、時間と火加減に注意してください。
- 熱いうちに保存瓶に入れてフタをします。冷めたら冷蔵庫で保存してください。