食あたり、消化不良、二日酔い、夏バテに重宝します。耳かき1杯程度を舐めるだけです。
作り方
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洗ってザルにあげます。すりおろすので丁寧に乾かす必要はありませんが、濡れていると滑っておろしにくいです。
梅をすりおろします。梅の酸が強いので、金属やプラスチックのおろし器ではなく、セラミックのものを使うとよいです。
すりおろした梅を果汁だけしぼります。一般的には布巾にくるんでしぼりますが、新しい三角コーナー用の水切りストッキングをアルコール消毒して使うとしぼりやすいです。
同じように種もしぼります。種のまわりについた実からも果汁がとれます。
しぼって残った実はジャムにするので残しておきます。種は捨てます。
しぼった汁だけを土鍋に入れて強めの中火にかけます。このとき使う鍋も酸に強い、ホウロウ、ガラス、土鍋がよいです。
沸騰したら弱めの中火にして、灰汁を取りながら煮詰めます。最初の白っぽい灰汁だけとれば、そんなに丁寧にとらなくても大丈夫です。
鍋肌は焦げ付きやすいのでヘラでおとしながら、底も焦げないように混ぜながら煮詰めます。色が緑から茶色っぽくなってきたら、強めの弱火にします。
黄色味をおびた茶色になってきたら、もう一息です。さらに弱火にして混ぜ続けます。
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鍋底を撫でたヘラのあとがくっきり残るなら火を止めます。冷めると固まるので熱いうちにビンに詰めます。ゴムベラを使うときれいに集めることができます。