テーブルのその後と塗料の話

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塗り直したテーブルはオイルがなじみ

塗りたてのテカリも治まりました。

オイル塗料は木にオイルが

染み込んで着色するので

無塗装の木材にしか使えません。

うちのテーブルはもともと

オイル仕上げだったので

メンテナンスにもオイル塗料を使いました。

今回使ったのは「匠の塗油」という塗料で

エゴマ油でできています。

一般的なペンキの匂いはしませんが

独特なエゴマ油の匂いがします。

濃い匂いは2.3日で薄まりますが

完全に乾燥するまで2週間くらいは

ほんのり匂いが残ります。

オイル塗料の良い点は

液体なので塗りやすく

塗りすぎがないところと

ムラになりにくいところです。

木材に染み込むオイルの量には限界があり

余分は拭き取るからです。

二度塗りの必要もありません。

オイルを塗って余分を拭き取ったら

乾いた布ですり込むように磨きます。

完全に乾燥するまで2週間くらいは

紙を長時間置いておくと

油じみができましたが

完全に乾くと布で強く擦っても

色移りしないし油じみもできません。

同じころに作った木箱です。

蜜蝋でできたワックスで塗装しました。

オイルが木に染み込むのに対し

ワックスは木の表面に幕を作ります。

すり込むように塗って

余分をふき取るのは同じですが

2週間経っても強く擦ると色移りします。

ワックスの方が汚れに強いので

うちでは用途によって使い分けています。