壁際の一人掛けテーブル用に
スツールを作ることにしました。
スツールの脚が縦方向にも横方向にも
ハの字に開いているので
木材をカットする角度がずれると
座面の水平がとれなくなってしまいます。
4本の脚が同じ長さと角度になるように
カットして2本ずつをAの形に組み
天板に取り付けて作りました。
この作業がとてもややこしくて
思ったよりも大変でした。
脚がどの方向に傾くか考えながら
組み上げるのも一苦労です。
天板はゆったり座れるように
スツールにしては幅広にしました。
道の駅でみつけたアカシアの集成材が
可愛かったので天板に使いました。
ただ同じ厚みの材が揃わなかったので
2脚ずつデザインを変えました。
20mm厚の板は周りだけ
グルっと細長くはぎ合せて
厚く見えるように加工しました。
強度的には問題ないのですが
脚とのバランスを考えると
天板に厚みがある方が
ポッテリして可愛らしくなるのです。
細長い材を2枚使ったので
座面の真ん中に横方向の
スリットが入っています。
25mm厚の板は大きいサイズだったので
そのまま1枚の板に脚がつけてあります。
サイドテーブルとしても使えそうです。
塗装はアカシアの雰囲気を残して
クリアのワトコオイルで仕上げました。
ビス穴をダボ処理したら完成です。
壁際のテーブルの下に
ちょうど収まるサイズにできました。
がたつきもなく安定感があり
満足のいく仕上がりです。